当時は高卒2年目の若手でした。

高山 じつはこの案件、開幕直前に急遽ということではなく、前年の秋季キャンプから福良監督のなかで熟考され続けていたことだと思います。結論は、条件付きではあるものの、由伸をセットアッパーにすることでペナントレースに入りました。チームのウィークポイントをストロングポイントに変えることと、由伸本人のスキルアップを目的としていました。

「条件」とは何ですか?

高山 今シーズン限定のリリーフ。原則8回の1イニングを2連投まで。そして、球数が30球を超えた翌日のゲームは、本人、トレーナーの意見を尊重する形をとりました。

── 今やメジャーリーガーとして活躍している山本投手ですが、プロ2年目の2018年は54登板で4勝2敗32ホールド、防御率2.89を記録しています。

今にして思えば、この年に実戦経験を積めたことが後年に生きたようにも映ります。


今シーズン限定のリリーフで先発に戻す事は最初から決めてる計画だったな