阪神・高寺 好調の裏に“ミエちゃんバット” 太〜い“置き土産”使用で「詰まっても飛んでくれる」
あれは6月ごろ。転がっていたバットをふと手にすると、グリップ裏には55の数字が刻まれていた。持ち主は昨季まで在籍したミエセスのものだったが、今は海の向こうにいる。試しに打撃練習で使ってみると、妙にしっくりきた。

 自身のものよりも太いのが一番の特徴。「持ってみてください」と言われたから握らせてもらうと、グリップから芯までの太さは歴然とした変化だった。太くなることで何が良くなるのか。「詰まっても飛んでくれるんですよ」。今までは芯に当たらないと打球は死んでいた。ミエちゃんバットは極端な言い方だが、根元でも芯の役割をしてくれる。