サンテレビの中継席にいた岡田彰布オーナー付顧問の声が一瞬、うわずった。「ど真ん中やん。なんで、真っすぐ投げんの。悔いが残るよなあ」。お茶の間の虎党も「なんでやねん」と天を仰いだ瞬間だったはず。グラウンド上で起きている現実と、放送席のテンション、甲子園のスタンド、テレビの前の虎党のため息が同じ温度で重なった。