「高校で野球を終えようと…」2度引退決意した男がプロ野球記録樹立 「赤い彗星」広島・辰見鴻之介の奇跡の軌跡
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 「特別肩が強いわけじゃないし、バッティングも非力。でも足を極めればなんとかなるんじゃないか」という東監督の期待を実現した。決して名門出身ではなく、何度も野球を諦めようとしながらも自ら道を切り開いていった「赤い彗星(すいせい)」。高校時代の恩師の井上監督が忘れられない事がある。「休日の練習では2時間前に来て自主練習しているんです。だいたい練習が朝7時半からなので5時半に来て朝練を始めていました」。これこそが辰見の強さだろう。28日のDeNA戦でも8回、代走での27盗塁目(今季通算28盗塁目)をマークした。名門出身ではないからこその強みもある。これからもプロ野球界の常識を越えることをやってくれるのではないかと、期待を込めて見つめている。